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空中庭園とはです

カテゴリ: その他

けれど、プランターなどを並べて家庭菜園をお楽しみになられているおうちのベランダだって、立派な空中庭園。
だからこそ、どこもかしこも観光スポットや市民の憩いの場として賑わっているのでしょう。
勿論、そこに観葉植物などが並んでいれば、尚の事素敵なお庭になる事でしょう。
空中庭園は珍しい、景色が綺麗に見える、楽しいなんて言われて、全国各地でもてはやされていますね。
その名もズバリ、バビロンの空中庭園で、長年世界七不思議の一つとされて来ましたが、ここへ来て、新たに関心と話題を集めていますね。
でも、そんなのは屋上遊園地であって、屋上庭園や空中庭園とは言わないでしょうと思われる方も多いかも知れません。
ただし、屋上庭園はその名の通り、屋上でなければなりません。
確かに、最近は屋上緑化などと言われ、多くの高層建築物の屋上や上階に緑が植えられています。
ただし、建物の屋上や上階に土壌を作り、樹木や草花を沢山植える本格的な庭園となれば話は別ですよ。
その庭を、地上から離れた場所に作ったのが空中庭園であって、勿論、屋上庭園や屋上遊園地も含まれます。
耐荷重の問題や排水の問題など、いろいろと検討し、クリアしなければならない事がわんさか出て来て、夢の世界という事になるのでしょう。
まあもっとも、実際には屋上に作られたテラスに土を盛って植物を植えただけの典型的屋上庭園。
しかし、庭というのはそもそも、特定の目的を持って確保された空間的スペースの事で、必ずしも草木が植えられていなくてもいいんです。
実際、日本でもっとも古いと思われる空中庭園は、浅草にあった松屋や日本橋三越の屋上遊園地。
そう、空中庭園は、思いのほか身近で、案外容易に作れるものなのです。
けれど、空中庭園という事になると、ベランダや建物の途中の階でも全然OKなのであります。
しかも、あのバビロンの空中庭園は実際には建物の屋上に作られたのではなく、高台の上に作られたものだという説も浮上して来ています。
恐らく、私たちが癒やしや楽しさを求める空中庭園というのはそういうスポットだろうと思われますが、それは一般家庭ではねぇ。
けれど、その登場はと言うと、驚くでなかれ、なんと紀元前600年の古代オリエントに遡ると言うではありませんか。空中庭園というと、20世紀後半になって登場した新たな発想のような気がします。

空中庭園は、ビルの上にあるものだと思い混んでいらっしゃる方も多いとお聞きしました。
けれど、関連のブログやサイトから空中庭園とはどういうものかを調べてみられれば、その捉え方も少しは変わるのではないかと思われますね。
特に松屋浅草店においては、8人乗りのロープウェイが行き交っていたというから驚きです。
だとしたら、日本でもその歴史は思いのほか深い事になります。

空中庭園はバビロンの伝説からも分かる通り、単なる屋上庭園に過ぎないという事も出来るでしょう。

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