健康と病気の最前線

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とは言っても、やはり実際に鼻をつまむことなど出来ませんから、ついつい離れてしまうものです。
とにかく、体臭は気にし始めると確かに切りがないもので、ストレスになるのも納得出来なくはないものなのです。
それがもし、自分で自分の体臭に対する反応だとしたら、それはそれは辛いものですよね。
なので、適度に消臭対策を施し、清潔感を保つようにさえ心掛けておけばいいでしょう。
実際、自分で自分の体臭を気にする自臭症という精神病があって、最近急増しているのです。
ですから、それほど神経質になる必要はありませんが、やはり大事な事は、自分の鼻より人の鼻を信じる事。
それこそ365日悩まされ、対人恐怖症にもなりますし、大きなストレスにもなってしまいます。

体臭というのは面白いもので、臭いは鼻に付きやすいが、匂いは鼻につきにくいとでも言ったところでしょうか。
もし周囲の人がそれほどしかめ面をしていなければ、自分が思っているほど体臭は強くないと考えていいと思われます。体臭が強い人が目の前や真横に来たら、思わず鼻をつまみたくなってしまいませんか。
でも、あの香水の匂いもまた、度が過ぎると悪臭となって人の鼻には案外つきやすいものです。
日本人は体臭と香水とのコーディネイトが苦手だと言われる要員ではないかとも考えられます。
確かに、汗の臭いやわきがの臭い、それに足の臭いは自分でもよく分かるものです。
ただ、体臭ほど自分では分からないため、逆にこれでは効果がないのではないかと勘違いし、どんどんエスカレートして行く人も多いものと思われますね。
だからこそ、そんな体臭を何とかしようと、香水などを大量に塗布する人がいますよね。
その辺り、日本人の鼻の感覚と欧米人の鼻の感覚は異なるのでしょうか。

体臭は冗談抜きにして、鼻炎などになると、鼻からも放たれますからね。
鼻の前に幻覚が現れる幻嗅である事も少なくないとはいわれていて、本当はそれほど体臭の強くない患者さんも結構いらっしゃるようです。
ただ、これは一つのトラウマにとらわれている部分も少なくなく、目の前に幻覚が現れるのと同じ。
それこそ、半分駄洒落の鼻をつく臭いだのと言って笑い話では済まされません。
マリリンモンローが香水のネグリジェを着て寝ていたと言われるように、欧米人は自らの体臭を引き立たせるフレグランスを選ぶのがとても上手です。
その辺りも含め、一度体臭について、関連のブログやサイトでいろいろと調べてみられると面白いかも知れませんね。