ファッションおしゃれな情報館

カテゴリ: その他

これでも一応ブランドの名前や価値位は知っているつもり、フェラガモの靴やバックも好きでいくつか持っていますからね。
10年たった今でも、破れる事無く、ずっと型崩れも色落ちもしません。
ブログやサイトの情報を参考にいいものを探せるインターネットというのは実に便利なもの、70の手習いで始めたパソコンが思わぬところで役に立ちました。
されど、今の若者はみんなコインケースとやらを持って、ガマ口を持ちません。
聞けば、カバンで有名なコーチの商品だって言うではありませんか、ビックリでした。
なので、私は死ぬまでコインケースなんてしゃれたものを持つ事はないだろうと思いこんでいました。
当時まだ孫娘は大学生でしたから、きっと一生懸命アルバイトをしてこのコインケースを買ってくれたのだと思います。コインケースなんていう言い方、何だか気障で嫌だなぁっと思っていたんですけどね。
コインケースっていう呼び方が似合うアイテムっていうのもあるんですね。

コインケースなんていらないと思っていた年寄りの固定観念はあっと言う間にどこへやら、早速そのコインケースを使わせてもらう事にしました。
コーチのカバンは昔から丈夫で長持ちすると言われていますが、その技はコインケースのような細かなものにまでしっかりと活かされています。
なのに何故今までコインケースだけは受け入れられなかったんでしょうね、今思えばガマ口に対するバカみたいな拘りです。
でもね、還暦を迎えた年の敬老の日に孫がプレゼントしてくれたんですよ、高そうなコインケース。
孫のプレゼントしてくれたコーチのコインケースは実に使い勝手がいい、それに丈夫です。
コーチのコインケースは私だけの宝物にしたいから、やはりキーホルダーの方がいいでしょうかねぇ、と悩むおばあちゃんです。
安物の小銭入れだと、気が付かないうちに敗れていて、お金を落とすという事も時よりありますからね。
幸せになるんですから、喜ばなければならないのですが、何となく、このコインケースを眺めていると淋しくなりますね。
たまたま易いのを見つけたからと言っていましたが、コーチのコインケースが、そんなすごい安い値段で出ている訳がありません。
そして何より、コインケースと言う呼び名が実によく似合う、これをガマ口などとはとても呼べません。
その孫娘が来週嫁ぐのですが、相手の方の仕事の都合で式が終わるとすぐ海外へ行ってしまうんですよ。

コインケースは毎日頻繁にバックやポケットから出したり入れたり、又、小銭も出したり入れたりするものですから、やはり丈夫なのが一番です。
これからはこのコインケースが孫の代わりになるんでしょうけど。
日本人なら、ガマ口、たっぷり小銭が入って、その昔から重宝されています。
今更ながらではありますが、娘とその相手の男性にペアのコーチのコインケースか、キーホルダーか何かをプレゼントしてやりたくて、インターネットを見ている今日この頃です。
我が国の古き良き物が次第に消えていく今日この頃ですが、手ぬぐいやガマ口もその一つだと思います。