脱税の逮捕要件のクチコミです
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脱税に関わる事件というのは、毎年のごとく、幾人かの逮捕者を出しても消えてなくなる気配を見せません。
脱税に関しては、いろいろと思うところがありますが、まず違法であるという認識が薄くなりがちなところがあるのではないだろうかと思います。
そして、ある程度罪の重さが分かっているのにもかかわらず、ただ欲望に目がくらんで脱税行為に及んでしまう人間もいるかもしれません。
今年は脱税に関わる人がいないといいなあとは、一国民としては思わなくもないですね。
脱税を行った場合には、だからこそしっかりとした罰が与えられます。
とまあ、脱税に対して、そんなイメージを持ってしまうのは、所詮社会的立場の弱い人間のする事なのかもしれませんが。
つまり、稼いだお金を社会に対して還元するシステムが納税というわけですから、脱税が違法となるのは当然ともいえるわけでしょう。
たくさん稼ぐ人には、それだけの社会道徳が必要になると思いますが、脱税を犯す人たちにはそれが欠けているということなのかもしれませんね。
それでも、脱税が犯罪とされていることは間違いありません、法を遵守するのは国民として当然のことですからね。
にもかかわらず、高所得者たちが毎年脱税で検挙されるのは残念としか言いようがありません。
どうして脱税の犯罪意識が薄くなりがちになるのでしょうか。
中には違法性を認識しないままに、脱税行為に関わってしまう場合もあるかもしれませんが、社会人としてそれではいけないでしょう。
たしかにわが国では、所得の多い人間は、それだけ多くの税金を納めなくてはなりません。
あえて言うなら、単なる開き直り、あるいは居直り強盗というやつではないでしょうか。
脱税に関する罪の意識が低いのはなぜか、それにはやはり納税に対する意識というものが関わっているのではないだろうかと思います。
どれだけお金を稼いだとしても、いえ、むしろ世間的な成功者といわれている人々のほうが、脱税に関わっている確立が高いようにすら思えるところではないかと思います。
いずれにしろ脱税が犯罪であることには違いないのですが。
だからといって、たくさん収めているのだからある程度の脱税が許されるのかといえば、それはまったく違うというものでしょう。
もともとは自分が稼いだお金なのだから、少しぐらいは誤魔化してもいいという考えが、脱税をしてしまう人たちの根源にあるのでしょうね。
しかし、そもそもそのお金というものは、社会に関わることによって受け取ったものであることに変わりありません。