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トリプトファンの副作用のポイントです

カテゴリ: その他

私たちの体内でこのセロトニンを合成する物質、それこそがトリプトファンなのです。
一般的には副作用がないとされているトリプトファンですが、実際のところはどうなんでしょう。
更年期障害のせいでしょうか、最近精神的に不安定な時や、偏頭痛や疲労の激しい日が目立つようになりました。
そこで知人に勧められたのが、抗うつ剤と同じ位の効果を持つらしきトリプトファン、欧米では、更年期障害の治療にもごく一般的に活用されているそうですね。
一応1日のトリプトファンの摂取量が6,000ミリグラムを超えると危ないみたいですが、この6,000ミリグラムという数値は、そう簡単にオーバー出来るものではないようですね。
しかも、通常副作用が出ないのも、トリプトファンの大きな特徴の一つだと言います。
そこで、みんな薬やサプリメントなどで足らずを補おうとする訳ですね。
けれど、トリプトファンの副作用と思われる血管障害が取り立たされた事もあったような気がするんですよね。

トリプトファンの副作用が騒がれたトリプトファン事件というのが昔あったんだけど、皆さんは覚えていますか。
まああれは、東京の会社が作った遺伝子組み換え食品が原因となったもので、直接的なトリプトファンの副作用問題ではなかったようですけどね。
実際に、他社の類似品では、確か何の被害もなかったのではないかと記憶しています。
我々健康な人間としては、過剰摂取による副作用よりも、不足による体調不良を重視した方がいいのかも知れませんね。
が、しかし、その大半は必須アミノ酸としての効能で、副作用の話は殆ど記載されていません。
という事は、トリプトファンの副作用については、それほど申告に取り上げる事ではないという事なのでしょう。
因みに、このトリプトファン事件の総患者数は1,500人以上を超え、20年ほどたった今でもその後遺症に苦しんでいる人もいるとか・・・。
その最大の理由は、通常の抗うつ剤よりも持続性が長く、偏頭痛の解消も望めるからという事。
通常、トリプトファンの副作用はそれほど気にする必要はないという説を素直に信じるべきなのだろうとも思います。
確かに、必須アミノ酸の不足は体調不良の原因の一つにもなりますし、意識して体内に取り込む事は重要な事です。

トリプトファンの副作用で最も怖いのは肝硬変だそうですが、それはかなりの量のトリプトファンを摂取しなければ発症しないという話も少なくありません。
逆に言うと、毎日6,000ミリグラムものトリプトファンを食事だけで取り込む事の方が難しいように思えます。
因みに、100グラム辺りの含有量が最も多いと言われる粉末大豆や鰹節などでも1,000ミリグラム程度。
ただ、これはあくまでもある遺伝子組み換え食品を摂取した人のみに限られる話ですからね。
情緒不安定になったり、偏頭痛などを起こす原因の一つに、セロトニンという神経伝達物質の低下があります。トリプトファンの不足は良くないと言われますが、その一方で、トリプトファンの過剰摂取が良くないという説もありますよね。
当時問題となったトリプトファンの副作用とは、EMSと呼ばれる好酸球増加筋痛症候群。
トリプトファンに関する情報は、健康関連のブログやサイトに沢山掲載されています。
白血球の一種である好酸球の増加により、激しい筋肉痛や関節痛を生じるもので、当時アメリカでは38名もの死者を出しています。
という事で、トリプトファンの摂取を真剣に検討したいと思っている今日この頃です。

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